活動報告

2004年10月 6日

経済産業委員会で質問

発生した関西電力・美浜原子力発電所第3号機事故に関する質問を行いました。
この事故は、原子力発電所の二次系で起きたため放射線漏れはありませんでしたが、高熱水蒸気を浴びた検査会社の従業員11名が死傷するという重大事故となりました。

それだけに、わが国の原子力行政に与える影響も大きく、さらに労働災害防止に対する政府の基本姿勢に係わる課題であるため、中川経済産業大臣をはじめとす る政府関係者、ならびに参考人として出席した関西電力の藤社長に対し、事故の原因の徹底究明や事故の再発防止に向けた決意などを問いただしました。
質問では、まず原子力発電所の二次系の事故が一次系へ波及しないシステムが一番重要であるとの認識から、今回の事故で原子炉停止(クールダウン)のプロセスが妥当であったかどうか、原子力安全・保安院の見解を求めました。
次に、労働災害を防止する視点から、厚生労働省の小田安全衛生部長に対し、今回の事故についての厚生労働省の対応を聞くとともに、本年3月に出された 「製造業における安全管理の強化に係わる緊急対策」の着実な実行を求めました。また近年、爆発等による重大労働災害事故が多発していることから、経済産業 省としても産業事故防止のための管理システムの整備や設備更新に対する施策などを求めました。
最後に、このような事故においては、予防コストよりも事後コストの方がいかに大きいかを認識し、関西電力と政府に対し、事故の再発防止に向けた対策をいっそう強化するように要請し、30分にわたる質問を終えました。

国会質問 会議録 『経済産業委員会』(全文)
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