政策レポート

2004年9月21日

課題は内部に 党大会に思う(その2)

政権を担当するにはまず衆議院で過半数の議席を必要とします。当然参議院も過半数の議席を必要としますが、まずは衆議院です。そこで過半数を実現するためには選挙がいるのです。実にあたりまえのことでありますが、選挙を行うためには解散が必要であります。「何が何でも解散をさせる」気迫が民主党全議員にみなぎる、これが必須要件です。しかし残念ながら現状は気迫不足です。300全小選挙区に候補者を立てる準備はもちろんのことですが、まずは選挙を怖がらないことです。参議院議員が衆議院議員に「選挙怖がるな」とはタブーではありますが、現状程度の躍進に満足する根性では永遠に政権の座に就くことはできません。国民あるいは有権者はそこを見ているのです。つまり心根です。「民主党の議員は議員になったことに満足しているんじゃない」と思われてはいけない、民主党258名の議員が同時に床板を踏み抜く気合が欲しいのです。

50年以上に及ぶ自民党官僚政権を打ち砕くわけですから、まずは天を抜く気迫が要ります。天を抜く気迫をいかに表現するか、それは代表の声です。発声法です。上ずってはいけません。腹式呼吸で、大事なところは腹から声を出す。岡田代表が腹式呼吸法をマスターすれば、鬼に金棒です。

そもそも有権者の気持ちというのは何に傾くのか。理か法か力か。近年理屈が横行し、何でもかんでも理屈が大事という風潮にありますが、その実人々の嗜好は力強さに流れています。理屈だけでは天下はとれません。しっかりした「力」を示す必要があります。

私は「政治は話し言葉」で書き言葉ではないと確信しております。書き言葉で政権は取れない、有権者を感動させるのは話し言葉です。民主党の大勢は書き言葉中心主義ですが、これは危ういことです。選挙戦最後の武器は話し言葉です。
だから話し言葉を放出する砲身たる身体は腹式呼吸法を用いよ、と申し上げているのです。「自分たちは頭でっかちだ」という自覚が無いから、「民主党、そうね民主党も悪くは無いけど、(いまいちだわ)」という巷の声が聞こえないのです。

相対的支持から絶対的支持へ、今何をしなければならないのか。(つづく)

──加藤としゆき