研究会抄録

「政治と労働の接点-これからの政治参加の傾向と対策-」
講師:岡崎敏弘様、難波奨二様、オブ参加者様
場所:メロンディアあざみ野(横浜市青葉区)2025年10月17日14時から
発言広場
【遅牛早牛】 時事雑考「あの総選挙からひと月余-これは悪夢ではない現実だ-①」
まえがき
[ 気がつけば、米国とイスラエルがイランを攻撃している。対するイランは周辺国への攻撃で戦域拡大を図っているように思われる。さらに、ホルムズ海峡の安全航行を妨げている。昨年6月の核施設への爆撃もすさまじかったが、今回も常軌を逸しているようで、株式市場の世界同時全面安しか止める手立てがないのではないかと不安に思っている。
話が違うと思う人も多いのではないか。ではどういう話であったのか。これも怪訝なことではないか。来週の日米首脳会談はどうなるのか、予測不能である。
「これでは力の支配ではないか」「国際法違反であることをずばり指摘すべきである」とかいろいろと意見があるようで、高市総理も大変ですね。
正直言って気持ちはニュートラル、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」という日本国憲法前文を拳々服膺しながら、成り行きを見守るしか手だてはないのである。
停戦によって窮地に立つ指導者はいないのか。評論も心中はざらざらしている。今回は時間の関係でつづきとした。例により文中敬称略もあり。]
1.衝撃の選挙結果からひと月余り経ち敗者には厳しい現実が
衝撃の選挙結果がスゴ過ぎて声すら出ないひと月余りであった。しかしそろそろ何のために「中道」ができたのか、冷静に考える秋(とき)が来たと思う。とりわけ中道改革連合に移った立憲民主党系の人たちの苦境には同情の念を禁じえないし、秘書や政党職員はもちろん、家族もふくめて厳しい現実に直面していると聞く。もっとも毎回起こることで、今回は規模が大きいだけという声もある。
そこで、世間は敗者には冷たい、といった素振りを見せようものなら、ただちにネット空間からは「自己責任ではないか」といった厳しい指摘が飛んでくる。まあ、個人の諸々のことは個々に対処されるものとしても、落選議員らへのサポートには民主政治のあり様にかかわる課題があるように思われる。
率直にいって、ネット空間には独特の不寛容さがあり、弱い者とか隙を見せた者あるいは失敗した者には容赦なく言葉の手裏剣を投げつける。といった正義意識の発露は表現の自由の枠内だが、ひどく加虐的なところがある。また、抒情を欠いた乾いた映画のように感じられる。そこでポスターだけは眺めることにしているから、個人的には生活の静けさと心の安定が保たれている。


