研究会抄録 記事一覧
「政治と労働の接点-これからの政治参加の傾向と対策-」
講師:岡崎敏弘様、難波奨二様、オブ参加者様
場所:メロンディアあざみ野(横浜市青葉区)2025年10月17日14時から
【7月の参議院選挙を受けて、石破政権のあり方をめぐり与党とりわけ自民党が揺れ、結果的に石破総裁の退陣となり、昨年に続き二年連続の総裁選がおこなわれ、大方の予想をくつがえし高市氏が小泉氏を破り自民党総裁に選ばれた。10月4日のことであった。さて、多数派工作であるが、連立政権へむけてさまざまな情報が飛び交っていたが、10月10日の公明党政権離脱の表明は青天のへきれきであった。結果は日本維新の会の機敏な行動による自民・維新の連立政権樹立となるのであるが、後日衆参ともに少数による連立政権となった。このようなまさに大政局のさなかで座談会がおこなわれたが、考えてみれば二大政党による政権交代の流れが大いに細まり、多党による連立政権時代が到来したのか、先行きが極めて不透明な中での、政治と労働の接点-これからの労働組合の政治参加をテーマに3時間を超える白熱の議論になった。何とか年内に掲載できたのは出稿いただいた講師ならびに事務局のおかげであることをあらためて感謝する次第である。なお文中での敬称は略し、事務局によるかっこ書きも含め、文責が研究会にあることを記す。12月28日】
ウェブ座談会シリーズ2「世の中何が問題か-振りかえる兵庫知事選とSNS選挙の行方」
講師:座談会は五十音順に伊藤、江目、佐藤、中堤、渡邊の各氏、司会は加藤、事務局は藤田
場所:メロンディアあざみ野(横浜市青葉区)
匿名座談会の進め方について 『ところで、「ほぼ隠居している仲間たち」であるが、「ほぼ隠居」というのは第一線をはなれた感じであって、ふつうにいえば年金生活者なのである。日ごろ時間をもてあましている感じ、あくまで感じであるが。 また「仲間たち」というからには、とうぜん初見ではなく、というよりか共通体験があるということで文字通りの仲間たちということである。 そういう仲間たちが句会をやるわけでもなく、長屋の花見ではないがワイワイガヤガヤと世相を肴にまた楽しげに談論風発してみようということである。おそらく平凡のようではあるが、案外思わぬ才覚がひょっこり顕れるといった喜色ハプニングに座がもりあがるかもしれないと予想している。そこでニュース番組などのコメンテーターほどの偽善さをもたず、またお笑い番組のひな壇のような押しこめられ感じでもなく、のびのびと世相評論をやってみようかという目論見をもって、来る五月吉日に某所にて筆者を亭主(座と茶菓子を用意しての司会役)にて開亭の由、その兼日題(兼題)は以下のとおりで、どうであろうか。』(2024年3月20日研究会HP遅牛早牛「研究会の準備と政局についてのひと言」) 注)この抄録は座談会にもとづいているが、全体として編集されている。座談会は2025年1月10日午後3時間近くおこなわれ、テープ起こしの段階で3万字をはるかに超えていたので、1万字に圧縮したことから、少なくない項目を割愛した。また、状況説明や冗長表現については省略したが、文脈上表現を補強したところもある。相づちや口調などについては大幅に簡略整理をしている。引用数字については編集時に修正している。発言順と発言者については収録不明部分もあり、順不同あるいは発言者錯誤のあるところは容赦願いたい。文責は事務局。(6月中暫定掲載)
ウェブ座談会シリーズ1「世の中何が問題なのか-アラコキ(古希)連が斬りまくる」
講師:参加者は五十音順で伊藤、江目、佐藤、中堤、三井各氏。司会は加藤、事務局は平川。
場所:メロンディアあざみ野
1 匿名座談会の進め方について
『ところで、「ほぼ隠居している仲間たち」であるが、「ほぼ隠居」というのは第一線をはなれた感じであって、ふつうにいえば年金生活者なのである。日ごろ時間をもてあましている感じ、あくまで感じであるが。
また「仲間たち」というからには、とうぜん初見ではなく、というよりか共通体験があるということで文字通りの仲間たちということである。
そういう仲間たちが句会をやるわけでもなく、長屋の花見ではないがワイワイガヤガヤと世相を肴にまた楽しげに談論風発してみようということである。おそらく平凡のようではあるが、案外思わぬ才覚がひょっこり顕れるといった喜色ハプニングに座がもりあがるかもしれないと予想している。そこでニュース番組などのコメンテーターほどの偽善さをもたず、またお笑い番組のひな壇のような押しこめられ感じでもなく、のびのびと世相評論をやってみようかという目論見をもって、来る五月吉日に某所にて筆者を亭主(座と茶菓子を用意しての司会役)にて開亭の由、その兼日題(兼題)は以下のとおりで、どうであろうか。』(2024年3月20日研究会HP遅牛早牛「研究会の準備と政局についてのひと言」)
注)この抄録は座談会にもとづいているが、全体として編集されている。座談会は3時間近く、テープ起こしの段階で5万字をはるかに超えていたので、2万字に圧縮したことから、少なくない項目を割愛した。また、状況説明や冗長表現については省略したが、文脈上表現を補強したところもある。相づちや口調などについては大幅に簡略整理をしている。引用数字については編集時に修正しているが、時期を特定していないものについては感覚的表現として残した。発言順と発言者については収録不明部分もあり、順不同あるいは発言者錯誤のあるところは容赦願いたい。文責は事務局。(7月中暫定掲載)
ウェブ鼎談シリーズ第(14回)「戦後の労働運動に学ぶ」
講師:仁田道夫氏、石原康則氏
場所:三菱電機労働組合応接室
ウェブ鼎談シリーズ第12回「戦前の労働運動に学ぶ」(2020年2月4日掲載)に引き続き第14回「戦後の労働運動に学ぶ」はわが国の労働運動の沿革を振りかえり、変革期にある今日の労働運動を改めて見直す契機といえばすこし大げさですが参考の一つにしていただければとの思いで企画いたしました。前回と同じく鼎談形式としていますが、内容は前回もお世話になった仁田道夫東大名誉教授から一通りのお話を頂き、それに関連して石原康則さんからご質問をいただき活発な意見交換をしていただきました。 おおよそ1945年から1960年にいたる60年から75年前という大昔の話ではありますが、読んでいただければ時空を超えた迫真性が感じられると思います。それは労働運動の実践に当たっている方々が日頃突き当たる諸課題の源泉につながる「何かいろいろな事柄」がなるほどそういういきさつで決めれれたのかと画然と理解できる中身が詰まっているからであります。新旧労働組合法、企業別組合、産業別組合、ナショナルセンター、占領政策などちょっとした歴史物語を読んでいるようで大変興味深いといえます。とくに書き言葉ではなく語りものですから、仁田先生の活話から時代背景が浮かんできます。(今回は小見出しは省略いたしました)
さらにこの時期の労働運動への政党(日本共産党)の指導、介入を抜きに戦後労働運動を語ることはできませんが、そのことを改めて理解する上でも適切な解説になっていると思います。政党と労働組合の関係のあり方を考える上でも必須の内容ではないか、これからどの方向を目指すのかを模索する上での参考になれば幸いであります。(2021年2月18日午後収録)
なお、資料掲載(「日本における労働運動の形成2-戦後編-東京大学名誉教授仁田道夫」)にご理解いただきましたUAゼンセン松井健様に謝意を申し上げお礼といたします。 (資料もふくめ禁無断掲載、不許複製です)[文責研究会事務局]
ウェブ鼎談シリーズ(第13回) 「労働者協同組合法について」
講師:山本幸司氏、山根木晴久氏
場所:三菱電機労働組合応接室
2020年秋の臨時国会で労働者協同組合法が成立いたしました。耳慣れない方も多いと思いますので、その背景や実態あるいは社会的役割などについて同法成立に尽力された山本幸司氏から成立過程をふくめお話をいただきました。
また、現在連合本部にて総合運動推進局長としてご活躍されている山根木晴久氏から労働者保護の立場からいくつかのご指摘やご質問をいただき、またよりよい地域社会を実現するために同法あるいは同組織に期待することなどについて山本氏と意見交換をしていただき有意義な鼎談になったと思います。
NPOでも企業でもない、労働者が自ら出資し、参画し、従事し地域での介護や福祉をはじめ必要とされているケアを支えながら自らもふくめ居場所と出番を創りだすグループのための組織法がようやく整備されました。法律が現実に追いついたわけですが、これからどのような発展が見込めるのか、もちろん多少の懸念もありますが期待も大きく、見守っていきたいと思います。
ややもすれば行政に丸投げする傾向がある中で本来の住民自治のあり方を考える上での方法論の一つとして受けとめるべきではないかと思います。地域のシニアにとって地域のケアは自分たちで自立的に背負っていく、もちろん限界はありますが、そういう時代が来たと思います。2021年1月29日午後収録。(文責事務局)
ウェブ鼎談シリーズ(第12回)「戦前の労働運動に学ぶ」
講師:仁田道夫氏、石原康則氏
場所:三菱電機労働組合応接室
「コロナは社会のレントゲン」といった哲学者がいるそうですが、MRIでもなくCTでもない、レントゲンと表現したところがセピア色のようでその穏やかな感じが気に入っています。話は変わりますが、昨今アフターコロナあるいはウィズコロナなど感染症を踏まえた近未来のあり方を模索する動きもありますが、逆に私たち人類が感染症をどのように克服してきたのか、という視線を過去に向ける流れもあり、つまりは温故知新といいますか目線はあくまで両方向がいいのではないかと思います。
ということで、いささか前口上が長くなりましたが、これからの労働運動のあり方がさまざまな場面で議論されると思われますので、ここはわが国の労働運動の始まりについて一度おさらいをするのも大切ではないかと「戦前の労働運動に学ぶ」と題し本講を起こしました。(2020年11月26日午後収録)
なお、UAゼンセン様のご厚意によりUAゼンセン季刊誌「コンパス2020冬」に収録された「日本における労働運動の形成1-戦前編-」(東京大学名誉教授仁田道夫著)を資料欄に掲載いたしましたので、本講の参考にしていただければと思います。なお、無断転載禁・不許複製です。
ウェブ鼎談シリーズ(第11回) 「労働運動の昨日今日明日ー障害者雇用・就業支援の実践と課題について」
講師:鈴木巌氏、石原康則氏
場所:三菱電機労働組合応接室
ウェブ鼎談シリーズ「労働運動の昨日今日明日」もコロナ禍により永らく中断していましたが、この度再開の運びとなりました。シリーズとしては第11回となります。テーマは障害者雇用・就業支援の実践と課題についてであります。
-以下本文からの引用です-
障害者支援事業につきましては、すでに石原さんと津田さんとの鼎談を行い、本研究会のホームページに「ウェブ鼎談シリーズ(第7回)『労働運動の昨日今日明日-障害者雇用・就業支援について』2018年7月20日」として掲載しています。また、「政治と労働の接点Ⅱ」(83ページ)に収録しています。
その中で、法律の制定や経緯について解説をいただき、また多くの課題についても提起していただきました。
それから、2年近く経ちましたが、今回は障害者雇用を、企業活動の中でビジネスとして成立させている鈴木さんには経営者の立場から、また石原さんには、就労移行支援事業で、働く人達を送り出す立場から、また労働組合の社会貢献活動という視点もあわせ、実践的な活動を通して障害者雇用をどのように発展させていくかというテーマについてお話しいただきたいと思います。
労働組合の活動家を対象にしたウェブ講座ですから、いろいろな方が見られると思います。主には電機連合の役員の皆さん方が、そういう問題があるな、またこんな問題点もあるな、将来的にはそういう方向に向かっているのだから、自分たちも日常の活動でそういった発信をすればいいとか、そういう組合役員の基本的な知識として、役立つ話の展開になるのではないかと思っています。
-本文中の小見出し-
・特例子会社を経営した経験をお持ちの鈴木さんのご紹介から
・赤字を出さない、連結経営の一員としての厳しさの中で、両立をはかる
・特例子会社の社長としてのやりがい、その魅力は
・障害者雇用を進める企業の理念や役割について
・障害者雇用は労使の課題である
・障害者雇用の量的な拡大は広がっているが、質的にはどうなのか
・障害者雇用特例子会社の経営責任者としての方針について
・新卒採用の前に移行支援事業所を経由してからと言うのはどうか
・障害者の人生設計、ハッピーリタイアメントに向けての企業の考え方は
・ネットワークの情報をしっかりキャッチアップすることが重要、問題はマッチング
・人事総務部門の役割は
・雇用率を達成する手段として、仕事を福祉施設に出すという考えについて
・法定雇用率の課題と未来形は
・ジョブコーチ制度について
・特例子会社制度の今後について
・労働組合の役割は大きい、目の色を変えて取り組んでほしい
・有価証券報告書に雇用率など記載するようにできないか
◇研究会側出席者、加藤敏幸代表、中堤康方事務局長-2020年10月27日午後収録-
バーチャルセミナー「あらためて労働組合と政治」
講師:一の橋政策研究会 代表 加藤敏幸
場所:仮想空間
本稿は、今年5月の講演資料をベースに、あらためて対談風に再編集したもので、趣旨は変わらないものの、追加、省略が多々あり、また時制を5月17日としていますが文意においてゆらぎがあることから、ベースとなった講演とは別のものとして掲載いたしました。文中において文脈上一部旧民主党と表記したのは、現在立憲民主党と国民民主党が民主党を略称登録していることから念のためということです。(新型コロナウイルスの影響でウェブ鼎談シリーズが計画通りに運びませんでした。いつまでも間を開けるわけにはいきませんので、急遽バーチャルインタビューとして、掲載いたしました。あくまで幕間の演目であります。)
ウェブ鼎談シリーズ(第10回)「労働運動の昨日今日明日ー労働運動と生産性ー」
講師:山﨑弦一氏、中堤康方氏
場所:電機連合会館4階
日本における民間労組の多くは企業別に組織化され、企業内での活動特に福利厚生、能力開発、経営参加などに積極的に関与しています。国際的にもユニークな存在となっています。また改善活動など現場における効率化などに対し協力的で企業競争力を支えています。特に生産性向上運動は労使協同事業とも思える内容でありまた長い歴史を持っています。今回、この生産性に関し先駆的な取り組みを展開してきた松下電器産業(株)で社員としてまた組合役員として多方面における活動にかかわってこられた山﨑弦一氏を中心に「労働運動と生産性」について、研究会事務局長の中堤康方氏を交え鼎談を繰り広げました。学術博士をお持ちの、いわゆるコースドクターは労働界では珍しい存在ですので、労働運動へのかかわり方についてもご自身からお話しいただきました。最近、政治の世界においても生産性という言葉の使い方をめぐり議論がありましたが、本来の意味に立ち返り、経営との関連も含めオーソドックスな議論になったと思います。国際化が激しく進展する経営環境にあって労使ともに生産性について議論を膨らませるべき時期と思います。その一助となれば幸いです。(2018年10月11日午後収録)
ウェブ鼎談シリーズ(第9回)「労働運動の昨日今日明日ー官公労働運動について②ー」
講師:山本 幸司氏、吉澤 伸夫氏
場所:電機連合会館4階
ウェブ鼎談シリーズ第8回に引き続き、後半部分を第9回として掲載しました。